会則

第1条 名称および目的
1.1 名称

本会は「城南おとと倶楽部」と称する。

1.2 目的

皆が童心にかえり子供のように純粋な心で自由にらんちゅうを楽しむ会の形成を目的とする。らんちゅうの飼育、繁殖、および関連する活動を通じて、会員同士の交流促進、知識の共有を行いらんちゅう愛好者のコミュニティを形成する。

第2条 事務所および年度
2.1 事務所

本会の事務所は会長宅に置く。

2.2 年度

毎年1月~12月で1年度とする。

第3条 会員資格
3.1 入会

会員の紹介、推薦があった者を会長が承認することで入会することができる。また、らんちゅうに興味を持ち、本会の目的に賛同し会則に同意することを条件とする。

3.2 退会

退会しようとする場合は会長にその旨を申し出なければならない。また、会の名誉を傷つけるような言動があった者は理事会の決議において除名することができる。

3.3 会費

年会費は10,000円とする。ただし、18歳未満の者は年会費を取らないものとする。また、年会費については年度初めの総会での納入を原則とする。総会に出席できないまたは年度途中で入会の場合は可能な限り早い会費の納入を行うこととする。その他の会費や出陳料はその都度納入とする。

第4条 活動
4.1 定期主催イベント

本会は、毎年春季品評大会、秋季品評大会、6月~9月にかけて研究会を開催する。開催時期は下記表の日程を原則とするが場所の関係で変更を行う場合は理事会にて決議する。また、暴風その他不測の事態が発生した場合は日を改める。

イベント名 開催時期
春季品評大会 5月第4日曜日
研究会 6月、7月、8月の第三日曜日
日本らんちう協会全国品評大会が東京開催の年は9月第三日曜日も開催
秋季品評大会 10月第4日曜日

4.1.1 品評大会/研究会規定

  • 品評会の開催日時、場所、審査員、魚係、出陳料、出陳魚数、その他事項を理事会で決定し、大会開催当日より半月より前に会員に通知する。
  • 審査は予定された審査員の半数以上の出席をもって開始することを原則とする。
  • 当日の受付時間は厳守すること。
  • 一度出陳した魚は魚係の許可なく持ち出すことを禁止する。
  • 不可抗力による出陳魚の死傷、紛失について本会は責任を負わない。
  • 審査方法や審査結果に異議を唱えることはできない。
  • 審査は日本らんちう協会の審査規定にならう。ただし魚が同格の場合、本会においては貴族的品位が豊かで味わいのある魚を上とする。
  • 以下の相撲番付に従い順位を決定する。
等級 役名 春季品評大会 研究会 秋季品評大会
親魚 二歳魚 当歳魚 親魚 二歳魚 当歳魚
優等賞 大関(東・西)
立行司
取締(一・二)
5 5 5 5 5 5
壱等賞 関脇(東・西)
小結(東・西)
勧進元(一・二)
6 6 6 6 6 6
弐等賞 行司(一・二・三)
脇行司(一・二)
5 5 5 5 5 5
参等賞 前頭(東・西) 10 20 20 10 20 40
総尾数 26 36 36 26 36 56

4.1.2 年間総合優勝

春季品評大会(各部門大関東を36点とし1点ずつ減点)、研究会(各会大関東を36点とし1点ずつ減点)、秋季品評大会(各部門大関東を56点とし1点ずつ減点)で獲得した合計得点をもって年間総合優勝を決定する。得点は各部門で出陳者自身の最高得点の点数が対象となる。(一部門で大関東と立行司を獲得した場合は大関東の点数のみが得点の対象となる)研究会が4回開催された場合はそのうちの最高得点3回分が点数の対象となる。

4.1.3 研究会優勝

大関東を36点とし1点ずつ減点、研究会が4回開催された場合はそのうちの最高得点3回分が点数の対象となり、研究会優勝を決定する。得点は各部門で出陳者自身の最高得点の点数が対象となる。(一部門で大関東と立行司を獲得した場合は大関東の点数のみが得点の対象となる)

4.1.4 横綱賞

同一魚が3回以上大関を獲得した場合に本会の横綱の資格を与える。(3年連続でなくともよい、東西どちらでもよい)

4.2 協力イベント

日本らんちう協会主催の東部大会、全国大会には積極的に協力をする。また、本会主催のイベントではないが、地域イベントなどで本会が協力できるものであれば、理事会で会としての参加を決議し協力する。

第5条 組織構造
5.1 役員

本会は会員中から以下の役員を置き、4年の任期とする。

役職 人数 選出方法
会長 1名 会員中から理事会で選出
副会長 1~2名 会長より選出
東部本部支部長 1名 会長、副会長より選出
理事 若干名 会長、副会長より選出
庶務 若干名 会長、副会長より選出
会計 1~2名 会長、副会長より選出
監査役 1~2名 会長、副会長より選出
委員 若干名 会長、副会長より選出

5.1.1 庶務作業の詳細

以下の表に庶務の作業についてまとめる。作業ごとに理事会にて担当を決定する。

作業内容 人数 詳細
大会時受付担当 1~2名 研究会含む大会開催時、出陳時の受付を担当する。
大会時賞品確保担当 1~4名 研究会含む大会の賞品を確保し、当日会場へ運搬する作業を担当する。
大会時会場設営検討担当 1~2名 研究会含む大会時の会場設営の指揮をとり効率よく会場設営を進める。大会前に洗面器の配置やテントの配置等の会場図面の用意を行い、会員に共有する。
番付作成担当 1~4名 研究会含む大会時に番付作成を行う。大会前には出陳者の名前や魚名を記載することができる用紙や筆記用具等を準備する。また、電子ファイルへの入力を行い各大会での獲得ポイントの管理を行う。
ごみ処理担当 1~4名 研究会含む大会時に出たごみの処理を行う。また、ごみ袋など処理に必要な物の準備を行う。
弁当担当 1~2名 大会時の弁当の選定、注文、搬入を行う。
写真等撮影担当 1~2名 研究会含む大会時の入賞魚の写真(動画含む)撮影を行う。または写真撮影を外部の担当に依頼する場合はその交渉を行い、写真をホームページ担当へ引き渡す作業を行う。
日らんホームページ担当 1~2名 研究会含む大会時の入賞魚の写真(動画含む)を日本らんちう協会のホームページへアップする。また、会の行事予定や品評会の案内等の必要な情報のアップも行う。
本会のホームページ担当 1~2名 研究会含む大会時の入賞魚の写真(動画含む)を本会のホームページへアップする。また、会の行事予定や品評会の案内等の必要な情報のアップも行う。
備品管理担当 1~2名 洗面器等の会の備品を管理する。
会報作成担当 1~3名 会報の作成を行う。作成を外部に委託する際はその交渉や会報の写真提供や原稿提供、作成された会報案の確認を行う。また、作成された会報のPDFを会のメッセージアプリで共有し、印刷の手配を行う。
5.2 審査員

人格円満であり、卓越した審美眼を持っている者を本会の審査員として理事会の承認をもって任命する。審査員は審美眼を洗練するよう常に努力する必要がある。品評大会の際、他会に所属している権威者(日本らんちう協会総本部審査員や各本部審査員等)を審査に加えることもある。

5.3 会議体

本会の会議体は以下のとおり定める。

会議名 開催条件または時期 成立条件
総会 毎年1月~2月に開催 会員の2/3以上の参加とする。議決に当たっては参加総員数の過半数超えであることとする。

特定の会員に委任した者については参加総員数に含めることとする。ただし、総会の開催を通知し出席の有無についての返答がない場合は会長に委任したものとみなし参加総員数に含めることができる。

理事会 総会前、7月~9月に定期で実施、その他会長が必要と認めたとき 理事の過半数以上が出席し、会長または副会長2名以上の出席または会長が出席できない場合はその理事会を委任された副会長1名の出席をもって成立とする。議決に当たっては参加した理事の過半数超えであることとする。※理事会にて決まらない議題については会長、副会長で協議の末に決定されることもある。
臨時総会 会員の1/3以上から開催の要請があったとき 総会と同様
5.4 通知の方法

総会や理事会等で決まった事項については、メッセージアプリ等(LINE等)で会員に通知する。そのため、会員は入会時に本会で使用するメッセージアプリに登録することを原則とする。メッセージアプリの使用が難しい場合は電話等の手段で通知を行う。

第6条 会則の改定
6.1 会則改定の手続き

会則の改定は理事会で提案、十分に議論された上で総会での決議をもって改定を行う。

6.2 会則改定個所の通知

会則の改定が行われた場合は早急に会員に通知をする。

第7条 解散
7.1 本会解散の手続き

本会の解散を決定する場合は会長、副会長が賛成し、総会で参加総員の2/3以上の賛成を必要とする。残った会の資産については、総会の議決をもって処理される。

 

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